上川養鱒場 ( かみかわようますじょう ) の日記
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上川養鱒場たより 7月 2日
2017.07.02
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同じ魚でも焼き方で美味さが違う。
内のマスを家庭で焼くと美味さが落ちる。
養鱒場は串を打ち、囲炉裏で立てて焼く。
立てて焼くと魚の水分が落ちる。
水分が落ちると、身がふっくらと焼き上がり美味しくなる。
家庭で焼くと水分が落ちず、水分の多い身となり、美味しさが落ちる。
原始的だけれど、串を打ち立てて焼くと美味しい。
昔の人は美味い焼き方を発見したのだ。
この焼き方は世界広しと言えど、日本だけのようです。
世界の国から上川養鱒場にみえるけど、
「私の国でも同じように焼いている」と誰も言わない。
